雅通信
師の発行する支部通信と書活動を発信します。
2016年4月16日土曜日
雅塾通信 第93号・・・花瓶からねむそな顔の雨蛙(H27.7.1)
墨盒(ぼくこう)=墨壺である。矢立の墨壺を大きくしたようなものであるが、日本にはなく、中国の清朝末期に盛行する。表面は真鍮で内側は銅である。大は15センチ四方から小は5センチ四方の四角壺である。
使い残した墨液をこの中に移して貯えて置くと墨液が腐敗しない。上部には種々の文字、絵などを刻していて雅趣がある。蘭亭序、赤壁賦、朱子家訓などのような名文、青銅器銘文、瓦当文などを刻したりしている。円形のものもある。(宇野雪村著・文房古玩辞典)
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