夏休みに」に入ると小学校の前、しかも通学路に面している我が家は本当に静かになってしまいます。朝7時半と午後4時の通学時間帯が音もなく過ぎ去ってしまいます。ちょっと寂しい気分です。
ところでまだ7月だというのに、ツクツクホーシがないています。以前はこの時期アブラゼミです。そしてミンミンが鳴いて、やがて8月下旬、そろそろ夏休みも終わりが近づいてきたころツクツクホーシが静かに鳴きだします。その声を聞いて、「それっ!宿題を終わらせなきゃ」と言うのが子供の頃の思い出です。
7月31日の日曜日、高崎駅東口にある居酒屋”魚民”にて墨盒書道展の反省会がもたれました。運営委員(雅支部からは菅生さん)に福島を加えての計10名が出席しました。
その席で第二回展を二年先の2018年(平成30年)6月に実施することに決まりました。
まだ、会場の申し込みはできてませんが希望としては高崎シティギャラリーで6月21日(木)搬入、会期同22日(金)~27日(水)まで、搬出は27日という予定を組まれました。
二回展に向けて会員のみなさまも一緒に作品のプログラム化をしてまいりましょう。
藤岡市主催で開かれた第58回夏期大学講座で、元巨人軍の桑田真澄氏の講演を聴いてきました。いままで私の彼に対する印象は、PL学園で甲子園に出場している頃から再三テレビでその顔を拝見していましたが、いつも伏し目がちで陰性っぽい人なのかなと見ていました。
会場のみかぼ未来館大ホールは超満員で講演に先立って挨拶した新井市長は「過去15年間の市長時代の講座で一番の盛況っぷり」とその人気ぶりに驚嘆の声をあげていました。
演題は「夢への挑戦、そして実現へ」でした。”桑田は話がうまいよ”とはうわさで聞いていました・・・でないようはまったく当たり前の事ばかり、難しいことばや理屈は一切なし。
例えば「物事には裏と表がある、その両立が必要」いわゆる攻撃と守り、学問とスポーツ、結果とプロセス、「挫折、失敗のすすめ」「短期集中、継続の大事さ」そこから生まれる「努力することの楽しさ」「自分らしさを大切にすれば力になる」、また大リーグの経験から「本物を見て、ふれること」の大切さなどなど、これらのテーマを自分の頭脳と野球人生を通しての経験などを踏まえて自分の言葉でゆっくりと、聞き取りやくす語りました。その思いやりが込められている声としぐさに1時間半、まばたきをする時間も惜しいくらい聞き入ってしまいました。好感度満点でした。
最後に氏は現在48歳だそうですが70代が一番多かったこの会場でおこがましいことを語った無礼を詫びつつこれからの自身の人生を「まだまだ苦難は続く」と締めくくっていました。
中国の書の歴史・・・その33
明代(1368~1644)に入ります。明代276年間は大きく三つに分けられます。
初期の書は元末の風をそのまま引き継いだあまり傑出した書家はいませんが、いわゆる三宋二沈(さんそうにしん)と呼ばれている宋璲(そうすい)、宋克(そうこく)、沈度(しんど)、沈○(しんさん)
などがあげられます。
中期になると王羲之系からあらゆる書法をとりいれた理知的で平明な書風が生まれました。蘇州を中心とする呉中派と呼ばれる書家たちです。代表的な人たちは沈周(しんしゅう)、李応楨(りおうてい)、呉寛(ごかん)、祝允明(しゅくいんめい)、唐寅(とういん)などです。
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