藤岡市文化協会創立40周年記念研修旅行に参加しました。バス1台による東京見物日帰りコースです。見学場所を簡単に紹介します。
国立としては日本で最初の東京国立近代美術館は書の収蔵品はありませんでしたが藤田元嗣画伯のサイパン島玉砕の油絵は縦2メートル以上横5メートル以上あるかと思われる大作でした。その生々しさに暫く動けませんでした。脳裏から消えない一枚です。
お台場にある“グランドニッコウー東京台場の日本料理店“大志満”は入り口に、今 東光筆による「大志満」の作品が展示してありました。骨太のゆったりとした感じの良い作品でした。ちなみに全ての部屋にそれぞれの雰囲気に応じた書が展示してあるようでした。
メニューは:お小昼重と命名してあり、米・食材は良好でしたが味が極端に薄く、醤油を所望していた人もいました。加賀料理とありましたが石川県は薄味なのでしょうか。
最後に旧古河庭園を散策しました。明治の元勲:陸奥宗光の邸宅だったそうですがその後宗光の次男が古河家の養子になった時、古河家のものとなったそうです。石造りの邸宅は重厚で独特、見応えがありました。
ちなみに都立文化財庭園は9つある(浜離宮恩寵庭園・旧芝離宮恩寵公園・小石川後楽園・六義園・旧岩崎邸庭園・向島百花園・清澄庭園・旧古河庭園・殿ヶ谷戸庭園)そうです。小生はまだ4ヶ所きり見ていませんが、東京という密度の濃い大都市のなかで、自然に恵まれた貴重な空間として保存したい場所です。
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