2018年4月15日日曜日

雅書道塾通信 第123号・・・孫卒業 ハガキに託すメッセージ(H30.4.1)

 早朝、週2回、自宅から200mほど離れたごみの収集所に可燃ごみを出しに、ついでに少し遠回りをして散歩をしています。つい最近まで、刺すような空気の中、すっきりと全貌を見せていた赤城山がこのところ春霞に覆われ全く見えなくなりました。春真っただ中です。
 冬季オリンピック、パラリンピックもリアルタイムで味わうことができ日本選手の活躍に何度も感動に浸りました。レース以外で気にとまったのが、メダリストに対するインタビューの答えの中に周囲に対する感謝の言葉が今回非常に多いと感じたことです。大事なことだとは思いますがオリンピック終了時に伊調問題が表面化し人間の心のあり方は難しいものだと思いました。
 又、オリンピック効果と言ってよいのでしょうか、北朝鮮の外交政策が一変しました。いずれにしてもトップ同士の会談で山積みの問題を平和的に解決してくれることを単純に切望します。
 藤岡市民展が終了しました。今回は当塾からは無鑑査の紫玉さんと一般公募の三葉さんと、雙葉が出品しました、三葉さんが優秀賞に選ばれました。励みとして更なる精進を期待します。
 今年は藤岡市書道協会の40周年にあたります。記念展が6月1日~3日までららん藤岡の花の交流館で開催されます。60点あまりが展示されます。当塾から紫玉さん、三葉さん、雙葉の3名が出品します。
 墨盒書道展の作品も表具まですべて完了しました。8日の写真撮りを待つのみです。会員のみなさん、作品作り本当にご苦労様でした。
 少し前の話になりますが今年の1月に、恒例の全国大学ラグビーフットボール選手権大会がありました。帝京大学が決勝戦での大接戦の末、1点差で勝利し9連覇を成し遂げました。その帝京大学のラグビー部の主将、堀越康介くんは我が母校平井小学校の卒業生です。
 先日彼の小学校6年生の時に書いた作文を読む機会がありました。修学旅行の思い出を主に書いているものです。一部分紹介します。(原文まま)
「修学旅行はとても大変でした。まず調べ学習が大変でした・・・・中略・・・先生が、行くお寺などをよく分かっていないと行っても行かなくても同じと言われたのでたくさん調べました。みんな自分と同じ思いをしていたのに、大変と言う言葉がずっしり心に落ちました。
 そして当日、これまで頑張ってきた、大変だった日を役立たせる時がきました・・・中略・・・こうゆうことをするまでに、時間がかかって大変だったけど、すがすがしい気持ちになりました。
 最初の頃は、大変だな、大変だなと思っていたけれど、めんどうくさいなと思う気持ちにならないのはすごいと思いました。心のどこかで”楽しい”という言葉があったのかもしれないと思いました。自分は、大変はいいことだと思います。そして、大変は、努力だと思いました。そして努力は、人と人が協力できるものだと思いました」と書いています。
 ちなみに堀越くんは、将来の夢として「ラグビー選手・芸能人」と記していました。