気が付けばもう12月です。今年も良きにつけ悪しきにつけいろいろなことがありました。
塾関係では、3月に行われた藤岡市民展に私を含めて6名の会員が出品しました。菅生さんが優秀賞を受賞し、これで優秀賞三度、めでたく無鑑査に推挙されました。
10月の藤岡市文化芸術祭には三名の塾生が出品しました。この展覧会は賞がなく楽しむ気持ちで出品すると良いと思います。
9月には藤岡市書道協会主催で研修旅行が実施され、雙葉、三葉、紫玉さんが参加し、山梨県の書道に関係の深い名所などを見学してきました。その様子は通信118号に紹介しております。
去る11月19日第二回墨盒書道展の作品下見会が伊勢崎市の北公民館で行われました。雅・凞光・赤城・一筆・東邦の各支所から20名ほどの会員が参加しました。雅塾からは紫玉さん、三葉さんと私の三人が出席しました。作品は全体で27点集まりました。
運営委員からの要望で中島先生と福島が寸評を依頼されました。もちろん途中経過作品ばかりですが寸評が始まると目につくところは片端から指摘していくので時間がかかります。事務局から「急いで!時間が足らない」などの注文が何度も出され、笑いを誘ったりして和気藹々の中で進められました。大雑把感は否めませんでしたがいつもと違った目での評価でそれなりの効果はあったと思います。
それにしても他人の作品を寸評するのは難しい、書にはいろいろな表現方法があり古典の数も限りなしです。その人なりの思い入れの作品もあるわけですから一概にこうあらねばならぬと決めつける訳にはいきません。そんなことを考えながらですから歯切れの悪い感想もやむなしです。4時を回ったころには終了しました。雅塾会員の結果については練習会の時に個々にお伝えします。
さて、終わりよければすべてよし、の気持ちで今年も余すところあと一か月、無理なく、無駄なく諦めずに締めくくって参りましょう。